犯罪・刑事事件の解決事例
#不倫・浮気 . #慰謝料

夫の不貞行為の証拠がなくても相手の女性から慰謝料が得られた事例

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石田 美果 弁護士が解決
所属事務所池田総合特許法律事務所
所在地愛知県 名古屋市中区

この事例の依頼主

50代 女性

相談前の状況

依頼者は、夫の度重なる外泊等で夫の浮気を疑い、夫を問いただしたところ、夫が浮気をしていたことを知りました。しかし、夫が、浮気相手とやり取りしていたLINEなどの情報を全て消してしまっていたため、不貞行為の証拠が全くありませんでした。不貞行為の慰謝料請求を行う際には、不貞の証拠がないと、裁判になったときに不貞行為の立証が出来ず負けてしまう可能性が高くなります。それでも依頼者は、自分の気持ちを治めるためにも、相手の女性に慰謝料請求をすることを強く望んだため、交渉を開始しました。

解決への流れ

不貞行為を証明する直接の証拠は無いながらも、依頼者の日記や夫の車のカーナビの走行記録等、依頼者とともに思いつく限りの証拠を収集し交渉に臨みました。その結果、相手から相応の慰謝料を取得することができました。また、依頼者に対する謝罪文や、今後二度と依頼者の夫と連絡を取らないことを約束する旨の誓約書も取り付けました。このことにより、依頼者からは「気持ちが楽になりました。これで明日からようやく前を向いて歩いていける気がします。」との感謝の言葉を頂きました。

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石田 美果 弁護士からのコメント

夫(妻)の浮気を知ったら、まずは証拠を取得することが大切です。通常、相手の浮気を知ることで、大きなショックを受け、すぐに冷静に証拠を収集することは難しいと思いますが、スマートフォンの画面を写真に取っておくなど、すぐに出来ることから行動すると良いと思います。また、本事例のように、証拠がなくても慰謝料を取得出来る場合もありますので、まずはお気軽にご相談下さい。また、どのような証拠が必要なのか、証拠の収集の仕方等のアドバイスも行っています。なお、パソコンや携帯電話のデータが削除されてしまっても、復元できる場合もあります。実績のあるデータ復元会社と提携していますので、必要に応じてそういった会社を使うことも可能です。