この事例の依頼主
50代 女性
相談前の状況
病気の交際相手(男性)と結婚後、一週間で夫が病死。夫には一人、前妻の子がいるが、長らく音信不通。後妻が、子に連絡を取ったところ、財産狙いの結婚詐欺、父の妻として認めないといわれ、遺産分割、相続手続きが行き詰まる。
解決への流れ
後妻から委任受け、調停提起すると同時に、子に何度も封書を送り事情を説明。最初はかたくなだった子も、次第に、当方の説明を受け入れてくれるようになったところで、第一回の調停期日。調停委員からもお話があり、第一回期日で、円満に遺産分割合意成立した。
調停を起こしたときに、起こしっぱなしにするのではなく、同時に丁寧に事情を説明する書面を何度か送ったことで、第一回期日前に、相手に状況を理解してもらうことができたことが、一発での調停成立につながった。