犯罪・刑事事件の解決事例
#自己破産

夫に内緒で生活費の不足分の借入れをしていたら、総額200万円の借金を抱えてしまった主婦が、自己破産をして借金がなくなった(免責を受けた)ケース

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森本 裕己 弁護士が解決
所属事務所法律事務所絆
所在地宮城県 仙台市青葉区

この事例の依頼主

40代 女性

相談前の状況

B子さんは、夫が自営業で収入が不安定であったため、パートをしていましたが、子供の教育費もかさんできたので、8年ほど前から生活費の不足分をまかなうために、借入れをし始めました。当初は、少ない金額の借入れでしたが、徐々に返済をするために他の業者から借入れをして返済をするという状況(自転車操業)になってしまい、気付いたら5社から合計200万円の借金を抱えてしまいました。いよいよ夫に借金の存在を隠しきれなくなり、夫とともに私のもとに相談にきました。

解決への流れ

B子さんの借金の理由は、夫の収入が不安定なときの生活費不足をまかなうためでしたので、破産手続においても簡易な破産手続きが利用でき、無事に借金をなくすこと(免責を受けること)ができました。B子さんと夫は、借金がなくなりとても喜んでいました。

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森本 裕己 弁護士からのコメント

自営業の方はもちろん、会社員の方も給与が上がらず(むしろ下がってしまい)、【生活費のために借金】する方がとても増えています。B子さんの家族も、子供の成長とともに教育費の負担が増えましたが、夫の収入は不安定のため、その足りない部分を埋めるためにB子さんが借金をしてしまいました。B子さんは、節約に励み、無駄遣いもほとんどしない質素な生活をしていましたが、どうしても足りないため、たった数万円の借金から始まったにも関わらず、、どんどんと借金が積み重なり、気付いたら200万円の借金に膨れ上がっていました。B子さんのようなケースは、とても多いのが実情です。でも、勇気を振り絞って夫に相談し、弁護士である私にたどり着いたB子さんは、結果として借金がなくなり、もう毎月の返済のために精神的に辛くなることはなくなりました。借金の問題で、うつ病になってしまったり、離婚して家族がバラバラになってしまったりというケースもありますが、そうなる前に【毎月の返済がきつい】と感じたら、B子さんのように私にご相談下さい。