犯罪・刑事事件の解決事例
#不当解雇

違法な退職勧奨に対し、労働審判で解決金75万円の獲得に成功

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尾上 太一 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人プロテクトスタンス福岡事務所
所在地福岡県 福岡市中央区

この事例の依頼主

20代 女性

相談前の状況

依頼者は勤務開始から約8か月が経過後、勤務先の経営者から「気が利かない」「辞めてほしい」などと叱責されるようになり、依願退職を求められました。依願退職には応じなかったにもかかわらず、離職理由を「労働者の個人の事情」と記載した離職票が依頼者に送付されました。依頼者は叱責によるパワハラと不当解雇で勤務先を訴えたいとして、弁護士法人プロテクトスタンスに相談されました。

解決への流れ

労働審判を担当した弁護士は、退職願いや退職届など依願退職を証明する書類が存在していないことなどから、合理性に欠ける不当解雇にあたると主張しました。また、依頼者は叱責を受けたことで精神的不調を訴えるようになり、抑うつ状態・不安障害と診断されるなど、甚大な精神的苦痛を受けたと訴えかけました。その結果、経営者側が依頼者に解決金として75万円を支払うという内容で合意することができました。

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尾上 太一 弁護士からのコメント

働き続けたいと考えているのに違法な退職勧奨を受けた場合、応じる必要はありません。もし、執拗に退職を迫られたり、強引に退職させられたりした場合は、労働問題に詳しい弁護士に相談しましょう。弁護士は相談者の要望や置かれている状況などに応じて最適な解決策を提示し、会社側との交渉や裁判上の手続きを代理してくれます。弁護士法人プロテクトスタンスには、不当解雇や違法な退職勧奨、残業代の未払いといった様々な労働問題について、豊富な取り扱い実績があります。平日は21時まで、土日祝日は19時までご相談を受け付けておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。