この事例の依頼主
50代 女性
相談前の状況
ご依頼者さまは、片側2車線の左側を走行中、右側を走っていたトラックに衝突される交通事故の被害に遭いました。頸椎捻挫(むち打ち)のケガを負っただけでなく、運転していた車両が全損となりました。ケガの慰謝料などに加えて物損被害についても、加害者側の保険会社との交渉を弁護士に任せたいと考え、弁護士法人プロテクトスタンス大宮事務所にご相談されました。
解決への流れ
ご依頼者さまは数か月にわたる治療で症状が大幅に改善したため、本件を担当した弁護士が、慰謝料や休業損害を丁寧に計算して保険会社に請求しました。保険会社からは大きな反論もなく、弁護士が請求した金額がほぼ認められました。物損の被害については、保険会社から全損となった車両の時価額や、レッカー代などが賠償金として提示されました。しかし、車両の買い替えにかかる諸費用などが含まれていなかったため、弁護士が正確な賠償金を改めて算出して請求したところ、増額が認められました。最終的に保険会社から126万円の賠償金が支払われ、ご依頼者さまにとって納得できる解決となりました。
交通事故の被害に遭うと、加害者側の保険会社と何度もやり取りをしたり、さまざまな書類を収集、作成したりする必要があります。車両や所持品、積荷などが破損すれば、物損被害に関する資料も揃えなければならず、ケガの症状が辛い状態で対応するのは大きな負担となるでしょう。弁護士に対応を依頼することで、必要なやり取りを任せられるので、ケガの治療に集中することができます。もちろん、損害賠償金の金額で損をすることがないよう、増額交渉を依頼することも可能です。