この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
長年,大学で研究,教育に携わってきました。学生や研究者に引継ぎたい蔵書があります。自分には,子どももいないので,学生や子どもたちに寄付をしたいと考えていますが,年の離れた弟や姪との関係も気になります。
解決への流れ
北海道で活動しているNPO法人や地元大学の基金を紹介してもらいました。葬送支援を行っている団体の協力を得られることも決まり,安心して,遺言書を作成することが出来ました。足が不自由なので,自宅で公正証書遺言が作成できて,助かりました。
遺留分を有するのは,子と尊属(父母・祖父母など)です。相続人になると予想される者が,遺留分を有しない兄弟のみしかいない場合,遺留分減殺請求を気にすることなく,遺言書を作成することができます。公正証書遺言は,公証人に出張して頂くことで,自宅でも作成可能です。ご自宅での打合せを前提に,遺言書作成に関して,ご依頼頂くことも可能です。弁護士として幅広く活動を行うことで,他士業のみならず,NPO団体など公益活動を行っている方とのつながりもあります。気軽にご相談頂けると幸いです。