この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
依頼者の祖父は「すべての財産を長男(依頼者の叔父)に継がせる」とする遺言書を残して亡くなりましたが、叔父は遺留分の引き渡しを拒んでいました。この態度に不満を抱いた依頼者は、当事務所までご相談に来られました。適正な遺留分額を取得できるように代理人として相続財産を調査した上で、遺留分を請求し、交渉してほしいとご依頼いただきました。
解決への流れ
預金等の相続財産を調査した上で、叔父に対し、遺留分侵害額請求をしました。叔父は激怒しましたが、粘り強く交渉し、請求から20日以内に、当方の言い分をほぼ認める内容の合意を成立させることができました。これにより、叔父の計算額から500万円程度増額した2400万円を獲得しました。
声が大きい相続人や口の達者な相続人に反論できないことがあり、ご本人にとって不利な内容で相続が進められてしまうことが多々あります。不当なを相続を避けるためには、専門家である弁護士に依頼することが大切です。