この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
都内の某百貨店で勤務されていた方からのご相談です。ある晩、同僚と口論になってしまい、その後上司に告げ口をされ、上司とも諍いになってしまったことから即日解雇されてしまいました。解雇理由証明書に書かれていたのは、全く事実無根の出来事ばかり。たった一日の口論により解雇されてしまうのは到底納得できません。ご本人としては原職復帰を目指したいとのことで、本訴を提起し、会社と徹底的に争うことにしました。
解決への流れ
訴訟の中では、解雇理由の存否が争いになりました。こちらは解雇理由がないことを証する資料を持っていたわけではありませんでしたが、証人尋問の中で会社側証人の証言の不合理な点を炙り出し、勝訴判決を勝ち取ることができました。その後、無事に原職復帰を勝ち取ることができました。
原職復帰を勝ち取るためには、本訴において勝訴判決を勝ち取ることが必要なケースが多いです。訴訟で勝ち切るためには、証人尋問で会社側証人の証言の不合理性を炙り出していくことが必要不可欠です。本件は、その点が大変うまくいったケースでした。