この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
故人の遺産について、残る4人の兄弟が相続する事案で、うち1人(故人と同居)が預貯金の払い戻し事務を担ったものの配分を拒否している、という状況でした。
解決への流れ
預貯金履歴を取得し、故人の遺産全体を把握し(保険その他の漏れ等)、改正法に基づいて払い戻し預貯金も遺産分割の対象として調停を申し立てました。調停において、相手方は、故人の医療費等に使った等の主張もしてきましたが、既に生前の家計状況も十分把握していたため根拠をもって直ちに反論でき、無事、死去時の金額を基準に遺産分割調停へと至りました。
調停申し立て時点で、遺産関係のみならず、医療記録まで十分集めていたので、余裕を持って手続きを進められました。