犯罪・刑事事件の解決事例
#慰謝料

勤務先の上司から泥酔中に性交された女性が慰謝料を請求した事例

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宮本 大祐 弁護士が解決
所属事務所かもめ法律事務所
所在地愛知県 名古屋市中区

この事例の依頼主

30代 女性

相談前の状況

相談者のAさんは、入社間もない頃、会社の上司から、食事に誘われ、お酒を飲んだ後、上司の車に乗せられ、上司の家で泊まることになりました。その間に、性的な行為があったものと思われますが、Aさんは、当時の状況について断片的にしか記憶がありませんでした。もっとも、性交渉があったことは疑いようもありませんでしたので、慰謝料をすることになりました。

解決への流れ

弁護士から、上司宛に内容証明郵便にて慰謝料を請求する内容の通知書を送付しました。1,2度、相手方本人と交渉しましたが、合意の上での性行であるから支払わないとの一点張りでした。その後、相手方にも弁護士が付いて、弁護士同士の交渉となりました。事案の内容が単なるセクハラを超えて、刑事上の準強姦罪にもあたりうる事案であったことから、刑事告訴することも視野に入れて交渉したところ、妥当な額での支払いを得ることができました。

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宮本 大祐 弁護士からのコメント

本件は、当初は、セクハラ事件ということで相談を受けたのですが、お話を聞くと、相手方の行為が刑事上の犯罪にあたる可能性もあることが発覚しました。このような場合、刑事告訴も視野に入れて、毅然と交渉する必要があります。依頼者の怒りも相当なものでしたので、相手方も、途中からは、和解による早期解決を望むようになりました 。